【第三課】簡単に分かるよ、台湾の歴史
お題変更です!笑
今回は「簡単に分かるよ、台湾の歴史」
予定してたお題で書いていたのですが、バックグラウンドの文章が多くなりすぎてしまったので今度にします…笑
この記事、台湾の歴史を勉強した人には簡単すぎますが、お許し下さい笑
それではスタート台湾の歴史!
台湾は、ポルトガル人によって初めて発見された島です。
「イラ、フォルモッサ!(美しい島だ!)」
と発見時に叫んだことにより、フォルモッサと呼ばれることもあります!(ヨーロッパの地図などに書いてあるとのこと)
それを中国語で表した「美麗島(読み方:メイリーダォ)」と表すこともありますよ。
台湾の南の都市、高雄には美麗島站という地下鉄の駅があり、ここはとても綺麗なので、一回くらい行ってみてもいいかもしれません(^-^)グランドピアノによる生演奏も毎日行われていて、日本の地下鉄駅とは大違い!
話を戻してー
台湾は始め、南部をオランダに支配されます。
しばらくして、北部にスペインが入ってきますが、すぐに撤退します。
オランダ統治に終止符を打ったのが中国大陸(当時、明)からやってきた鄭成功
清に滅ぼされようとしている明を立て直そうと反清復明を唱え台湾へやってきます。鄭成功は台湾南部で英雄とされています!かっこいい!
しかし、明は清にやられてしまい、台湾は清のもの?になります。
なぜ「?」をつけたのかというと、このころ清は台湾の経営に消極的であり、当時台湾のことを「毛外の地」と呼んでいたからです。
流されてしまった沖縄漁民が台湾の原住民に殺害された事件(牡丹社事件)を機に清は台湾の重要性に気がつき始めます。
1874年、日本は清の台湾領有を認め、初めて公式的に台湾は清のものとなったわけです。(清は台湾を積極統治に切り替える)
しかし、清が台湾を経営したのもつかの間。みなさんご存知1894年日清戦争が起こります。
翌1895年の下関条約により、日本が負ける1945年まで台湾は日本が統治します。
その後、中国大陸からやってきた国民党による台湾経営が始まるわけです。
すごーく簡単に流れだけ説明をするとこんな感じです!
………
↑しかし、このままだと現在も国民党がただやってきて、そのまま居座ってるのかと思ってしまいそうなので、すこーしだけ説明を加えます。
そのころ、アメリカはソ連と対立していますよね。中国のことをソ連の属国だと思っていたアメリカは、台湾を中国とみなしたくなかったのです。アジアの戦力拡大を恐れたからです。
それでアメリカはどういう政策をとったかというと台湾支援です。そうすることによって、台湾を自立させました。そして、徐々に台湾は民主化していきました。
蒋中正(別名 蒋介石)が自らの地位を保つことが出来たのも、アメリカの支援があったからです。
どうでしょうか、ここまで読んでみて!
なにか感じましたか?なにか気がつきましたか?
実は、僕、台湾留学や台湾旅行に行くにあたり、こんな言葉を多く言われました。
「台湾って結局中国なんでしょ?」
「中国留学頑張ってね!」
「台湾って中国の一部なんでしょ?」
僕は毎回心を痛めていました。
それは、台湾は中国でも、中国の一部でもないと思っているからです。
日本人の多くは台湾と大陸の関係についてよくわかっていません。
わかっていないにもかかわらず、上記のような軽率な発言を多くします。
歴史的にみても、台湾が大陸のものだったことは1874年から1894年の20年余りに過ぎません。
台湾は台湾だと思います。
じゃあ台湾って国なのって言われたら首を縦には振れません。
ただ言えるのは、台湾は「政権独立国家」です。
この言い方が今の台湾に一番しっくりくるんじゃないかなーなんて思っています。
今日はこの辺で!!
最後には僕の意見を書いたけれど、この意見が正しいということではありません。
どうぞ、参考程度にとどめておいてください。
そして、突っ込みたい人はどうぞコメントにてよろしくお願いいたします!
ではまた次回!
次は「都心に多くいる『中国人』!?」です!お楽しみに!